【地竜】†
地竜スピリットが多く持つスピリット/ネクサス破壊効果やBP上昇効果でボードコントロールを行うデッキ。
地竜は高コストに優秀なスピリットが多く、第六弾:爆神で紅玉の火山弾やエクスキャベーションが収録された事によりデッキが構築できるようになった。
剣刃編に入り主人公、ツルギ・タテワキが使う2つ目のデッキとして【連鎖:緑】を持つスピリットが多数登場。
それ以外の色の【連鎖】のサポートも受けられるようになった。
それからしばらくはコラボブースターなどでパックに収録されることはあったが、直接的なサポートはこないままだった。
煌臨編でようやく最新の《煌臨》を軸にしたスピリットが数多く登場したことで、新たな戦術を中心としたデッキも組めるようになった。
●目次
基本は赤の地竜を多めに採用する。
【連鎖】のために対応した色を採用する他、電脳怪獣サイバーゴモラの軽減になる白、凶龍爆神ガンディノス、太陽凶龍アポロ・ガンディノスの軽減になる青のカードが採用される事がある。
スピリット†
- ハンマドレイク(リバイバル)
召喚時のコアボイド送りが痛いが、コスト2とは思えないほどのBPを有する。
- ヴェロキ・ハルパー
ドロー効果を持つが低BPゆえにライフにアタックを通せる場面は多くない。
ドローを嫌がった相手にブロックをさせる牽制効果としての運用が主になる。
- 恐竜姫ジュラ
地竜全体に手札バウンスへの耐性を持たせる地竜。
デッキへのバウンス効果が増えている現環境では痒い所に手が届きにくく、竜の尻尾奇岩の存在もあるため、最大軽減でノーコスト召喚できるスピリットである点を活かしたい。
- ムシャモサウルス
Lv1からアタック時ドローが可能なコスト3。
煌臨元スピリットとしても扱いやすい。
- 中コスト
- 古代怪獣ゴモラ(CB01-005)
後攻2ターン目からネクサスの大半を除去可能な地竜。軽減が多く、召喚しやすい点も魅力的。
ネクサス破壊によるドローは枚数が多いこともさることながら、破壊はこのスピリット自身の効果でなくても良い点が優秀。
- スピノアックス(リバイバル)
効果を持つスピリットからはブロックされない地竜。
シンボル付きのブレイヴと合体させて積極的にライフを狙っていきたい。
- ジュラシックル(リバイバル)
召喚時効果で地竜すべてをダブルシンボルにするスピリット。
最後のダメ押しに非常に効果的。
- プテラスラッシャー
【連鎖】でアタックの度にコアブーストを行えるため、継続的にコアを稼げる。
BPも高く、序盤から中盤まで安心してアタックすることができる。
- 曲刀竜パラサウル(リバイバル)
序盤のドローと、緑の【連鎖】により複数回のアタックが可能。
シンボル付きのブレイヴと合体させ、積極的にアドバンテージを稼ぎたい。
- 鎧竜エドモントソード
【連鎖】でアタックの度にコアブーストを行えるため、継続的にコアを稼げる。
コアブーストを妨害してくるサードアイズ・スネークを除去しながらコアブーストできる他、
アルティメット召喚条件を満たすために召喚された軽量スピリットを焼くには十分な性能がある。
- 恐龍同盟 鉄面のダスプレトン
召喚時にブレイヴ/ネクサスを破壊しつつ、自分から煌臨元になれる地竜。
アタック時にもBP破壊を行いつつ煌臨元になれるため、《煌臨》軸では非常に役立つ。
- 暴双龍ディラノス(リバイバル)
地竜すべてのBPを常時+5000する地竜。
《煌臨》ギミックを混ぜない場合は置物となってしまうため、多少なりは《煌臨》ギミックを絡めたい。
- 闇龍ダーク・ティラノザウラー
アタック時の破壊効果と【連鎖】によるライフ貫通効果によりフィニッシャーとして活躍できる。
BP上昇効果もあり、高コストスピリットやアルティメットとも渡り合える。
- 古代怪獣ゴモラ(BSC24-X01)
ネクサスを対象とした効果を持ち、凶龍爆神ガンディノスとサポートを共有できる。
Lv1から無条件の指定アタックを持つため、各種BPアップ効果と組み合わせて相手スピリットやアルティメットを積極的に除去していける。
同名であるCB01-005と併用できないことが最大の欠点。
- 暴剣竜ダイナソード
地竜スピリットすべてに、ブロックされるだけでライフ貫通効果を与えるサポート向けの地竜。
このスピリット自身も【真・激突】を持っているため、単体でも腐らない。
- 太陽凶龍アポロ・ガンディノス
ネクサス無しでの回復、条件なしの指定アタックができる。
相手スピリットを破壊できないと回復できないので他のカードで破壊しすぎないように注意しなければならない。
- 暴双恐龍スーパーディラノス
《煌臨》条件はコスト5以上の地竜/皇獣。地竜のBPを大幅に上昇させる。
更に煌臨元カードが多ければ多いほどライフダメージで相手にとどめをさしやすくなる。
BPとコストの高さで生き残りやすいのも魅力的。
- 恐龍覇者ダイノブライザー
《煌臨》条件は赤のコスト5以上。
煌臨時にブレイヴのBP+を無視した全体除去及び破壊時の各種効果を無力化出来る。
【連覇】は発揮にターン数制限がなく、何度も連続して自分ターンを得ることも理論上は可能。
実際は《煌臨》元は2枚程度にとどまる事が多く、基本的には『このスピリットの煌臨時』を主軸にしたほうが安定する。
- ステゴレムサウルス
コスト8と大型かつ赤と青の軽減を持ち、通常の召喚は難しい。
相手のデッキを破棄するカードとの併用で踏み倒しができ、召喚後はダブルシンボルと【真・激突】でコントロールとダメージを両立できる。
- ウォーグレイモン
煌臨条件は赤/白&コスト6以上だが、光ノ魔王獣マガゼットンのバースト召喚や、大煌竜スピノザークの《煌臨》を経由させることで、序盤から召喚することが可能。
召喚/煌臨時の焼き効果とLv2からのアタック時効果により、安定した活躍が見込める。
また、アタック時効果はライフを削りつつ更なる煌臨を呼ぶことも出来る為、使いやすく、煌臨軸のデッキでは是非採用したい。
ブレイヴ†
- ティロック・ケファレ
コスト3の先行1ターン目で召喚できる地竜のブレイヴ。
序盤は自身の高いBPで攻撃し中盤以降はブレイヴしてBPを上げたブレイヴスピリットで恒常的に高いBPで攻撃を仕掛ける事ができる。
アタック時のバトルに負けづらくなるためボルカニックキャニオンの効果をより確実に発動させることができるようになる。
- スカルプレイン
コアシュート効果でレベルを下げつつ【連鎖】で指定アタックを付与できるので、ボルカニックキャニオン等との相性が良い。
【連鎖】を付与しているので合体スピリットを連鎖サポートの対象にできたり、紫シンボルによって【連鎖:紫】の参照元にもなれ、効果の記述以上の活躍が期待できる。
- 鳥獣魔神
赤と緑の軽減を持つ緑の異魔神ブレイヴ。
合体条件も緩くコアブーストと疲労効果、BP破壊など、痒い所に手が届く。
- 炎魔神
赤と白の軽減を持つ赤の異魔神ブレイヴ。
バースト破棄によるBP上昇や、自身のBP以下の破壊効果など、BPを上昇させやすいこのデッキには非常にマッチする。
- 恐竜魔神
赤と緑の軽減を持つ地竜専用の異魔神ブレイヴ。
合体条件も緩く、左合体時の地竜への2コアブーストは非常に大きいため、返しのターンでの防御マジック用のコアも十分確保できる。
- 騎士王蛇ペンドラゴン(リバイバル前後好きな方を)
【装甲:赤】対策に。
コアシュート効果に加えて、ドロー効果まで兼ね備えている。
他色ではあるが、赤軽減を持つため使いやすい。
ネクサス†
- 竜の尻尾奇岩
地竜すべてにバウンス耐性を与えるネクサス。
Lv2になればBP加算効果も発揮する。
- 黄昏の暗黒銀河
アタックステップに自分の地竜をBP+3000し、エンドステップには地竜を3体回復させる手堅いネクサス。
緑シンボルは【連鎖:緑】の発動元にもなる。
- 天空を貫くバリスタ
こちらはスピリット全体をBP+2000する。
黄昏の暗黒銀河の小型版のような性能だが、シンボル供給源としてはコスト4のこちらの方が段違いに有用。
- 破壊された城
古代怪獣ゴモラの効果で破壊するデザインとして作られたネクサスだが、Lv2の維持コストが軽くこのデッキの苦手なドローをまかないやすい。
後攻1ターン目にLv2で配置し、そのまま翌ターンに追加ドローが可能。
- 大龍城・本丸
緩い発動条件で配置できる【Sバースト】ネクサス。
破壊範囲も広く、発揮後はダブルシンボルを供給しつつBPアップが可能。
- 恐龍同盟本拠地
疲労状態の地竜全てにスピリット/ブレイヴへの効果耐性を付与する。
実際にはアタックして疲労したスピリットを守れれば精一杯かつマジックは受けてしまうため穴が多い。
シン・ゴジラ(第4形態)は耐性がそれぞれ噛み合っており、毎ターンアタックして疲労させればスピリットによる攻勢を食い止められる。
Lv2効果で相手に破壊を躊躇わせることができ、場持ちが良いのも魅力。
- 海魔巣食う海域
特定の色の【バースト】を封じる。アタック時に効果破壊を行うことが多いので破壊後バーストの発動を制限できるのは大きい。
【連鎖】を持つスピリットのレベルを上昇させる効果はコアブーストの少ないこのデッキでスピリットの運用負担を軽減できる。
また、青シンボルは凶龍爆神ガンディノス等の軽減や【連鎖:青】の役に立つ。
マジック†
- エクスキャベーション、ダイノリボーン
トラッシュの地竜を複数回収できるマジック。
回収できるスピリットにコスト制限などはないのでエーススピリットから軽減要員にまで幅広く運用できる。
ウイニー傾向なら前者、連鎖傾向なら後者を選択するといい。
- ダイナパワー
地竜すべてに指定アタックを付与する強力なマジック。
地竜がいる限り自分のエンドステップで手札に戻ってくるため、何度も使いまわせる。
- ジュラシックスピア
複数シンボルスピリット/アルティメットの除去を行う。ソウルコア不要かつアルティメットを処理できるのはこのデッキでは貴重。
《煌臨》を持つ地竜のうち、《煌臨》元カードが多ければ効果を発揮できるスピリットは限られているため、それらの採用及び場に出ている時に狙う程度の認識にとどめておきたい。
- 爆神
状況に応じて【激突】の付与か回復効果の使い分けができる。
デッキの動かし方†
序盤は曲刀竜パラサウルなどのドロー効果持ちスピリットや砲竜バル・ガンナー、ガイミムスなどのブレイヴで場を整える準備をする。
豊富なBP破壊効果や高いBP、ネクサス破壊効果で相手の場を更地にしていき、ブロッカーがいなくなったところで一気にライフを削る。
デッキの派生†
新ツルギデッキ【ダークネスファング】で登場した【連鎖:緑】や緑としても扱う効果を持った地竜を中心としたデッキ。
赤では珍しいコアブースト効果や自身のBPを参照にした破壊効果等を用いてカードとコアの両面でアドバンテージを得られる。
地竜に限らず【連鎖】に特化したデッキタイプは【赤緑連鎖】を参照。
シン・ゴジラは地竜を持ち、支援を共有できる。
とはいえ形態変化を利用するため専用構築が最も安定し、緑との混色も必要ない。
創界神スサノヲを中心に海首などと混成したデッキ。
このデッキの弱点†
BP破壊効果やブロック強制効果によりとても攻撃的なデッキである半面、防御に有用な効果を持つスピリットが殆どいない。
白のマジック等を採用しなければ返しのターンであっさりとライフを奪われてしまう。
赤にしては比較的ドローが得意でないのも全体的な特徴で、それでいて場にスピリットを並べる必要があるカードが多く、ドローカードを構築段階で多めに採用しておきたい。
参考レシピ†
関連リンク†