【紫剣使・剣刃】†
紫の剣刃サポート効果を持つスピリットはトラッシュからの召喚に関するものが多い。
特に主軸となる闇の導き手ルチルはそれ自身がトラッシュからの召喚とのサポートと相性が良く、剣刃とともにトラッシュに置くことで任意のタイミングで召喚が行える。
手札に来た剣刃、トラッシュの闇の導き手ルチルをどちらも召喚可能な死神剣聖ダークネス・メアとともに運用することから【抜刀ルチル】などとも呼ばれる。
スピリットは紫を中心とするが、召喚するブレイヴは色を問わないので他色のものでも運用ができる。
低コスト帯はトラッシュを肥やすサポートとキーカードをドローする効果を多めに、中コスト帯のスピリットでブレイヴの召喚をサポート、合体しメインアタッカーとする。
スピリット†
- 低コスト
- 陰陽童
ソウルコアを乗せている間はあらゆる効果を受けなくなり、安定してシンボルを維持できる。
コアブーストへの強力なメタ効果も持ち、盤面を整えるまでの時間稼ぎに最適。
- 闇の導き手ルチル
このデッキのキースピリットその1。
コストは3であるが軽減を一切持たないため手札に来ると逆に邪魔になることも多い。
ネクロブライト、死神剣聖ダークネス・メア等を使用する事で本来のコストよりも軽く召喚できる。
効果の使用に自身のライフという条件があるため、相手がこちらのライフを削って来ない場合は不要となってしまう。
基本的には1枚程度の採用で良い。
- 鎧闘鬼ラショウ
制限1カード。
トラッシュ肥やし＆ドロー効果を持つスピリットその2。
ネクサス対策としての側面も持ち、このデッキが苦手とする水銀海に浮かぶ工場島などの除去を担う。
- 剣聖幽鬼イーグレン
このデッキのキースピリットその2。
トラッシュの剣刃を召喚できる剣使。
召喚時効果も使えるので、あえてフィールドのブレイヴを自壊させてからこのスピリットを召喚する、といったことも可能。
【起導】を使用する機会は少ないが、妖刀ムラサメを採用している場合は無駄にならない。
- ダークネス・カウント
トラッシュ肥やしとブレイヴ召喚効果が同時に行える単体で完結したスピリット。
ただしブレイヴの召喚時効果は使用できず、自身もサポートに恵まれていない系統なため優先順位は低い。
- 紫煙獅子
制限1カード。
コスト6スピリットながらトラッシュを肥やすことでコスト3として召喚できる。
各種ブレイヴと即座に合体が可能で、早めのターンで打点を通していける。
紫以外のスピリットカードとブレイヴカードの展開を妨害する効果も攻守で役立つ。
自身の深淵の巨剣アビス・アポカリプスを踏み倒しもできなくなるため、必要に応じてレベルを下げるなどの調整が必要。
アルティメット†
- 戦国六武将ムドウ
強力なコアシュート効果を持つアルティメット。
【ソウルドライブ】でこのデッキが苦手なアルティメットの除去も可能だが、ソウルコアを使用するカードとの相性は良くない。
召喚条件が重く、フォビドゥングレイヴを採用している余裕があるデッキでもないため採用枚数は控えたほうが良いが、詰めの一枚としては極めて強力。
ブレイヴ†
- シンボルあり
- 紫電の霊剣ライトニング・シオン
最優先で召喚すべきブレイヴ。
ドローとコア除去が一体となった召喚時効果は現環境でブレイヴへの耐性が薄い白にも有効。
アタック時効果は無色扱いとなり【重装甲：紫】への対策にもなる。
特にアタック時に直接合体を行うことで無色扱いでコア除去ができるのはこのデッキならではの動きである。
ネクサス・マジック†
- 双蛇の剣刃探知機
紫の探知機サイクルネクサス。
トラッシュを十分に肥やした後ならば、ドローよりも回収効果の方がアドバンテージになる。
- ネクロブライト、式鬼神オブザデッド
トラッシュからスピリットを召喚するマジック。前者は制限1カード。
前者は闇の導き手ルチルを、後者は剣聖幽鬼イーグレンを召喚することで間接的に剣刃ブレイヴの召喚も可能となる。
トラッシュにブレイヴがなくとも、合体スピリットやスピリット状態のブレイヴから無理やり維持コアを奪い、召喚したこれらのスピリットに乗せることで召喚時効果の再発動やブロッカーの増量にもつなげることができる。
- ダークマター
トラッシュから必要なカードだけをデッキに戻せる【バースト】を持つ。
ブレイヴ対策カードとしても優秀。
デッキの動かし方†
序盤はトラッシュ肥やしとドローを優先し、極力アタックは仕掛けない。
また、相手のアタックを誘うことで自分のライフを3以下に調整し闇の導き手ルチルの発動条件のクリアとコンボ成立のためのコアを得る。
ある程度準備ができたら、トラッシュから紫電の霊剣ライトニング・シオンを何度も召喚しスピリットを除去、ネクサスは鎧闘鬼ラショウにより除去を行う。
相手フィールドに参照できる色のシンボルがなくなったところで深淵の巨剣アビス・アポカリプスと合体し、マジックと【バースト】の使用を封じながら安全にアタックを通す。
烈火伝以降の紫デッキ共通の特徴として、デッキを自ら削っていくため【デッキアウト】に対して弱い。
鎧闘鬼ラショウなどの効果が使用できなくなってしまうこともあり、破棄対策カードの採用も難しい。
『このスピリットの召喚時』、『このブレイヴの召喚時』への依存度も高く、これらに反応する【バースト】や召喚時効果を封じるカードで動きが大きく鈍る。
除去の大半をコア除去効果に頼っているため、カニコングも天敵。
よってこれらを擁する【緑青連鎖】への対策も考えておかねばならない。
関連リンク†
デッキ集
【剣使・剣刃】
【紫速攻】
【紫白連鎖】
