【トワイライトゴシック】†
系統:「詩姫」の一部スピリットが所属する【チーム:トワイライトゴシック】を中心としたデッキ。
他のチームと比べスピリット同士が連携することが少なく、スピリット単体での性能が高い。また【タイプ:歌】を持つマジックカードを利用するのが特徴。
性能が高い分コストもかさむため、いかにうまく展開して相手のフィールドを制圧するかが鍵となる。
主なパーツとなるカードはディーバブースター各種だけで手に入るものの、優秀な【歌】マジックであるシスターズシンドロームだけはカードゲーマーvol.26付録カードとなっている。
ディーバブースター【詩姫の戦歌】が発売してからは[四魔女のオフショット]フラム・サンドリアを主にしたあたらしいタイプのデッキが作れるようになった。
単体でエース・フィニッシャーになれるスピリットが複数存在するため、あらかじめどのスピリットを主軸に据えるかを考えておく必要がある。
【トワイライトゴシック】全体にライフ貫通効果を与え、自身はダブルシンボルと指定アタックを持つ[漆黒の女神]ディアナ・フルールを主軸に据えるのが一番安定する。
【歌】を破棄しながらダブルシンボルで連続アタックを行う[幻の姫君]マイ・アスカや、【歌】の枚数を条件に追加でアタックステップとリフレッシュステップを行う[断罪の歌姫]ジャンヌ・ドラニエスを軸にする場合、「ディアナ・フルール」以上に【歌】マジックの枚数調整などを行う必要がある。
スピリット†
- キャシー・レイム
召喚時にデッキから【歌】マジックを手札に加えることができる私服スピリット。
成功率は黄のシンボルの数だけ高まるため、ネクサスなどでシンボルを揃えてから召喚したいところ。
- [学園制服]ソニア・A・ワスプ
破壊と消滅をトリガーにコアブーストを行い、手札に戻って再召喚を狙える。
コアを置く対象は消滅時を含めて自身でも良い。
そのため破壊やコアシュートを避けやすい、貴重なシンボル源その2。
- ネイ・ランテイル
詩姫が破壊されると手札からノーコスト召喚できる。
さらにフィールド/トラッシュから【歌】マジックを回収しアドバンテージを確保できる優秀な私服スピリット。
- 歌姫ロメーダ
Lv2の召喚時に手札の詩姫1枚と引き換えに2枚ドローの手札交換を行う詩姫。所属は【レジェンドール】。
序盤で高コストの衣装スピリットばかり来てしまうことも十分あるため、潤滑剤として投入すると良い。
- 中コスト
- [戦国乙女]ネイ・ランテイル
召喚時に相手スピリットをバウンスする衣装スピリット。
踏み倒しが基本となるこのデッキの天敵である紫煙獅子を、Lv3であろうが合体していようが確実に除去し展開に繋げられるのは重要。
【歌】がフィールドにあればこのデッキの貴重なコアブーストも行えるため、積極的に狙っていきたい。
- 歌姫ラクェル
【チーム】は持たない。
相手の場に依存するものの、戦国フェス メインステージで捨てた衣装スピリットを即座に踏み倒せる。
詩姫の踏み倒しでは最も手軽な部類に入り、召喚コストも維持コストも重いスピリットが多いこのデッキではこのスピリットからの展開を主軸にしても良いだろう。
- ジャンヌ・ドラニエス
召喚時に【歌】の数だけ相手の小型スピリットを除去できる。
Lv3効果ではソウルコアを置いてあればアタックステップ終了時に追加でリフレッシュステップを行えるため、返しの相手のターンでの防御もこなせる。
上記の[闇夜の微風]セイナ・リューミンよりコア回収条件が厳しいが、BPが高めなため焼かれにくく、リフレッシュステップを追加で行うため、より防御を固められる。
- [音速の歌姫]ソニア・A・ワスプ
召喚及びアタック時にスピリットを疲労させられるため、アタッカーとしての性能が高い。
更にLv3からは【歌】を回収することで回復でき、ターン制限もない。
魂のリフレインのような最低1コアで使用できる【歌】を繰り返し使えば【飛翔】のような連続アタックが可能。
- 七代目最可愛将 孫市
コスト6の詩姫だが、自分の詩姫が相手スピリットに破壊されればノーコストで召喚でき敵討ちを行う用心棒。チームには無所属。
相手ターンでのマジックを封じることで展開や除去を阻害することもできる優秀なスピリット。
- [戦国艶姫]ブラックスター
召喚時に詩姫の数だけドローを行う詩姫。所属は【レジェンドール】。
相手スピリットをバウンスで一時的に排除しつつ、手札の詩姫をノーコスト召喚できる。
全体的にコストの重い【トワイライトゴシック】をドロー効果で手札に引き込み、踏み倒し召喚を行っていくこのデッキのエンジン的スピリット。
紫煙獅子を除去しながら展開できるのも利点。
踏み倒しのためにソウルコアを必要とすることと、自身がコスト7と重いことには注意が必要。
また、スピリットを手元に置く効果とは相性が悪い。
- 悠久の歌姫 ことね
詩姫が3体以上いるとき、相手のスピリット/アルティメットの展開を大幅に制限する。
バトル時効果で相手のスピリットの効果を消してバニラ化させる効果も有用。
- [戦国の女神]ディアナ・フルール
【ソロパート】によって「ディアナ・フルール」全体を効果破壊から守る。
さらに【歌】2枚につき1体ずつ相手のスピリット/アルティメットを除去できるため、[漆黒の女神]ディアナ・フルールの指定アタック効果では倒せない高BPの相手を除去できる。
このスピリットを主軸とする場合、序盤から積極的に歌を場に出していくプレイングが重要。
軽減が少なくLv2の維持コストも重いため、なるべく効果で踏み倒したいが、【歌】を破棄しての踏み倒しは除去効果に影響を与えてしまうことに注意。
- 智剣の歌姫アジルス
召喚時に相手の小型スピリット/アルティメットを全てバウンスし、その分コアブーストする衣装。チームには所属していない。
詩姫が4体以上いれば自分のスピリットすべてに相手のスピリット/アルティメットへの効果耐性を与えるため、踏み倒し手段を用いて序盤から召喚していきたい。
- [断罪の歌姫]ジャンヌ・ドラニエス
フィールドにいるだけで【トワイライトゴシック】全体のBPを5000加算する衣装。
最大の特徴は、【歌】が5枚以上あるときに、アタックステップ終了後に追加でリフレッシュステップとアタックステップを行い、さらなる追撃を行える点にある。
コスト10と非常に重いため、何らかの踏み倒し召喚手段が必須となる。
- 砲天使カノン(リバイバル)
ライフ3以下のライフ減少後の【Sバースト】でBP10000以下の相手スピリットを一掃する黄の強力なリセットカード。
詩姫ではないため各種サポートは受けられないものの、防御が薄いこのデッキの守りを固めることができる。
召喚後は歌姫ラクェルのBP-効果を破壊に変換できる。
なお、【起導】や【Sバースト】サポートを採用するのでなければリバイバル前のものでも問題はない。
- 歌姫カノン
上記砲天使カノンの詩姫版で対象が1体に減ってしまっているが、詩姫サポートを受けられることやバトル時効果の汎用性の高さからこちらにしかない利点も多い。
ブレイヴ†
- 星琴扇ベガ
召喚時に相手スピリット/アルティメット1体の効果を無効にしつつ、合体スピリットを破壊から守る。
このデッキにおいては破壊耐性を与える後者の効果を主に使うことになる。
- シンボルあり
- 桜戦華の扇
ソウルコアを代償に、同チームのスピリットを回復させる黄のブレイヴ。
ソウルコアを多用しないスピリットが主軸ならばソウルコアを失うデメリットも小さく済む。
- 戦国トロフィー
アタック時効果のBP加算でBPが10000も上昇するブレイヴ。
さらに詩姫との合体時には相手ネクサスをデッキ下に戻すため、ネクサス除去手段としても投入する価値がある。
- 天聖弓セイクリッド・ボウ
最大軽減コスト1で召喚できるブレイヴ。
同じコスト4・合体条件コスト4以上のブレイヴは黄軽減を2つ持ち強力な効果を持つヒメネコなども存在するが、とにかくコアが足りないこのデッキではコア1つの差も大きい。
アタック時効果のBP-値は微々たるものだが、歌姫ラクェルとの合体でBP7000のスピリットもドローまたは踏み倒しトリガーの対象に入るようになる。
- 魔神姫
黄の異魔神ブレイヴ。
いたずらエンジェルでトラッシュに落とした【歌】マジックを【左合体時】で回収する、【右合体時】で【歌】使用後にコアシュートを行うなど、どちらの合体時効果も相性が良い。
ネクサス†
- ネクサス
- 華黄の城門
スタートステップ開始時に手札をオープンすることでドローを行える優秀なネクサス。
序盤では出せない大型の衣装スピリットをオープンできれば無駄が無い。
手札から展開する[戦国艶姫]ブラックスターとの相性は悪いため、採用する場合は手元からも展開が可能なカードを主軸とするべきか。
- 戦国フェス メインステージ
こちらはアタックステップ開始時に衣装スピリットを捨てることでドローを行えるネクサス。
Lv2効果でトラッシュに送った衣装スピリットを回収できるため、ほとんどデメリットは無い。
- 侵されざる聖域
コスト8以上のスピリットに赤以外の【装甲】を与える白ネクサス。
他のチーム以上に元々コスト8以上のスピリットが多くなる構成上、耐性を与えることでより一層バトルを優位に進められる。
マジック†
- イージーダンス
【バースト】はライフを確実に守ることができ、ヒーリングメロディと合わせればバトルでのスピリットの破壊やダメージを防ぎつつアタックステップを終了できる。
フラッシュ効果もシンプルな回復マジックとして扱えて便利。
- いたずらエンジェル
デッキの上から2枚オープンし、その中の詩姫1枚をノーコスト召喚できる。
序盤から使用できる【歌】マジックなので、詩姫の比率を増やし成功率を上げたい。
既に夜想のトワイライトゴシックステージがあるならば、通常ドローを放棄してこのマジックでの展開のみに注力しても面白い。
破棄されたカードも、このデッキ得意の回収効果で再利用は容易い。
- ヒーリングメロディ
ライフ2以下を条件に使用できる黄のアタックステップ終了マジック。
最大軽減で1コストで使用できるため使い勝手が良い。
- 跪いて エブリワン
コスト4以上のスピリットのアタックではライフを減らせなくする黄マジック。
最大軽減で1コストで使用できるがアルティメットには対応していないため、アルティメットを意識するならリミテッドバリアや白晶防壁を採用したいところ。
- ディーバシンフォニー
相手の合体スピリットの合体を解除させつつBP-破壊を行うマジック。
合体元スピリットでもブレイヴでもどちらでも破壊できる器用なマジック。
この【歌】マジックのみ、使用後にフィールドに置くことができない点に注意。
- キュート×キュート
詩姫をフィールドに置くことでドローできる。
純粋に手札増加を狙えるが軽減が少なく、手札からの踏み倒しを狙いづらくなることに注意。
- 戦乱魂歌
ライフ減少後の【Sバースト】でライフを回復する黄マジック。
フラッシュ効果はコストは重いがBP10000までの相手スピリット/アルティメットを破壊でき、破壊できなくともバトルの補助ができる。
- イマジナリーゲート
ライフ減少後の【バースト】で手札から黄スピリットをノーコスト召喚できる。バースト破棄にも対応している。
召喚時効果は発揮されないが、それでも高コストのスピリットが大量に存在するこのデッキにおいては重要なマジックとなる。
- 絶甲氷盾
定番の白のアタックステップ終了マジック。
【バースト】対策が増えていることや、使用コストを賄えるほどコアに余裕がないことから、【歌】中心のデッキでは優先度は高くない。
- ディーバメドレー
相手スピリット/Lv3アルティメットをデッキ下に送り、実質再利用不可能にする強力なマジック。
コストは重いが、紫煙獅子などの踏み倒し召喚を邪魔するスピリットを処理するのにちょうど良い。
デッキの動かし方†
主力スピリットがどれだけ【歌】を参照するかどうかで動きが変わる。
どちらにしてもとにかくコストが重いスピリットにバトルの大半の役割を任せているため、序盤はドロー加速を行いつつ場に【歌】を置き、【歌】を参照しないスピリットはレイヤ・クワトロからの[宵闇の撫子]レイヤ・クワトロで、【歌】を要求する場合は[戦国艶姫]ブラックスターで踏み倒し召喚の準備を行う。
いたずらエンジェルなどの【歌】マジックを積極的に使用して盤面を整えていくのも重要となる。
準備さえ整ってしまえばあとは[戦国の女神]ディアナ・フルールや[漆黒の女神]ディアナ・フルール、[儚き闇姫]リアス・ウロヴォルンなどの単体のカードパワーで押しきれるため、いかに序盤に耐え凌げるかが勝敗を分ける。
他の詩姫のチームと違いとにかくコストが重い、という言葉に尽きる。手札・コアともに稼ぐ手段がろくにない点も厄介。
手札交換や踏み倒し召喚の手段こそ増えたものの、一度手札事故を起こしてしまえば後が続かなくなる。
また、踏み倒し召喚の敵である紫煙獅子を召喚されると厄介なので、除去マジックで早めに対処したい。
関連リンク†
デッキ集