十二神皇編

舞台

舞台は千鬼ヶ原の戦いから60年後のグラン・ロロ。
グラン・ロロ最大の大陸「中央大陸」において、世界を守護する十二神皇の座を決める神聖な儀式として、『十二神皇バトルサバイバルグランプリ』(通称BSGP)が行われている。
12年に1度の神聖な祭典は時を経てやがて一大エンターテインメントとして世界最大の人気を誇るようになった。
主催者は創造神ロロの代理人たる玉帝龍ダイテイオウ
神皇となったスピリットには富と名誉が約束されるが、グラン・ロロを守護するという過酷な任に対する報酬としてはささやかなものである。

攻撃・妨害なんでもありの過酷なサバイバルレースであり、世界各地に存在する12のサーキットにて行われる。
荒野、市街地、灼熱、極寒、天国、地獄、さまざまな特徴を備えたコースがスピリットたちを待ち構え、それらのレースを制したものにはポイントが与えられる。
その総ポイント数の上位12体が神皇となる資格を得る。

今回の舞台となる第216回大会の参加チームは32、参加者は167体。

第216回大会なのは十二神皇編の展開が2016年度だからだろう。
中止・延期が無かったとしても2600年近い歴史がある大会ということになる。
これまでの戦争ではなくレース大会という舞台設定は、神皇のモチーフである十二支が席次を年神への謁見の先着で決めたという物語からと推測される。
また、千鬼ヶ原の戦いから60年後に第216回大会が開催されているため、烈火伝シリーズで各戦国武将スピリットが天下獲りをしている最中にもグラン・ロロの中央大陸ではレースが開催されていたことになる。
なお、日本の戦国時代モチーフの烈火伝と同じく日本の十二支神話がモチーフのシリーズなので武将系スピリットが引き続き登場している。

また、舞台裏で「■■■レポート」により、異魔神について報告されている。

スケジュール

戦次グランプリ気候収録モチーフ
開幕戦ノーストリオGP雪と氷の国。来訪者を拒絶するような険しい山々に囲まれた地十二神皇編 第1章オーストラリアGP
第二戦ヴァンレーンGP砂と風の国。むせるような熱気に満ちた、灼熱の乾燥地帯ドリームブースター【炎と風の異魔神】バーレーンGP
第三戦ロデアGPロシアGP
第四戦モナカGP菓子と妖精の国。甘い香り漂い、色彩豊かな建造物が並ぶ街十二神皇編 第2章モナコGP
第五戦エギリストンGPイギリスGP
第六戦ベルガーGPベルギーGP
第七戦イタリチアGP青空と遺跡の国。温暖な気候に包まれ、悠久の時を刻む街並み十二神皇編 第3章イタリアGP
第八戦シング・オールGP太陽と海の国。照りつける太陽と、白く光る美しい砂浜バトスピダッシュデッキ【神速封印】シンガポールGP
第九戦マリーシャGP古代と近代の境の国。はるか古代の歴史を秘めた海底に眠る遺跡と、青い海に面するモダンな美しい街並みメガデッキ【獄炎のブラム・ザンド】マレーシアGP
第十戦ジャパングGP歴史と侍の国。青く美しい山十二神皇編 第4章日本GP
第十一戦ブロンジィルGPブラジルGP
第十二戦アブル・ダービーGP天国と地獄のサーキット。地下から空中へと向かって難所急所が連続する最難関コース十二神皇編 第5章アブダビGP

各開催地名には、実際のF1との類似が見られる。
(オーストラリア→ノーストリオ、バーレーン→ヴァンレーン、など)

ポイントの仕組み

1位25ポイント
2位18ポイント
3位15ポイント
4位12ポイント
5位10ポイント
6位8ポイント
7位6ポイント
8位4ポイント
9位2ポイント
10位1ポイント

ポイントの仕組みも、2016年度のF1世界選手権相当なもの。
最終戦のアブル・ダービーGPでは、2014年度のF1世界選手権のみ導入された、ダブルポイントシステムである。

参加チーム

今回の舞台となる第216回大会の参加チーム一覧。
チーム名に「フェラール」や「トゥーロン」など、第七弾:天醒で登場した勇者の武器の名前を冠するチームがいくつか見受けられる。
また、幾つかのチーム名は『フェラーリ』『マクラーレン』『ウィリアムズ』『ルノー』など実在するF1コンストラクターがイメージ元と思われる。

登場人物

レース外の勢力

レース結果

全12レースの結果、第216代の新たな神皇が決定された。

外部リンク



*1 レース結果から実際に計算すると88ポイントになる。
*2 レース結果から実際に計算すると37ポイントになる。

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Last-modified: 2018-04-23 (月) 21:51:47