異界デッキバトル†
タッグバトルに代わり登場した1vs複数人でゲームを行う特殊なフォーマット。
異界デッキと呼ばれる協力プレイ専用の特殊デッキを使用することで、1人のプレイヤーが複数のプレイヤーと対戦できるのが特徴。
バトスピ界放祭 2015冬で初登場し、2015年4月から2016年3月のバトスピの日(毎月第二日曜日→2015年9月より毎月第二土・日曜日)のバトスピショップバトルで毎月開催された。
なお、異界デッキは公式より配布されたデッキで行うこととなっている。
全てのカードに刻印がなされているため、デッキを組み替えることは出来ない。
異界デッキを使用するプレイヤーは異界デッキ使いと呼ばれ、適用されるルールが通常バトルのものと異なる。
また異界デッキ使いは自由にカードを使用することはできず、特定のタイミングで特定の処理を経てカードを使用する。
通常のバトルと大きくルールが異なり、そのため対応するショップ側やプレイヤーに改めて理解が必要なことが難点。
店舗によっては、店員側がルールを把握できず常連客である一般プレイヤーが異界デッキ使い側を担当する例も見られた。
そのようなこともあってか、わずか1年でバトスピの日では開催されなくなった。
そのルールすべてが公開されているわけではない。
(ショップバトルを行っている店舗にはルールブックが配布されている)
以下のルール説明では、異界デッキを使用するプレイヤーを異界デッキ使い、通常デッキを使用するプレイヤーをプレイヤーと表記する。
アニメにおいて†
『ダブルドライブ』にて登場。
第8話では茂上 駿太、ヨク・アルバトロサ、メイ・メリーハッダの3人でソウルスポットの石像が出す試練に挑んだ。
作中においては特殊カードは用いられず、ルールも一切説明されずに駿太たちがバトルの中でルールを手探りで把握していったが、元ネタがこのルールであることが公式twitterによって明文化された。
通常バトルとの変更点†
勝利条件†
- 異界デッキ使いの勝利条件
すべてのプレイヤーをゲーム終了させる
- ゲーム終了の条件
- プレイヤーのライフを0にする
- プレイヤーのスタートステップ時にデッキが0枚である
- プレイヤーの勝利条件
異界デッキ使いのライフを0にする
- 異界デッキ使いのデッキが0になっても勝利条件にはならない 詳しくは後述
ライフ†
- 異界デッキ使いのライフはショップバトルなどの公式イベントでは5個。
よりゲームを楽しく遊ぶ方法として、公式ページ、マニュアルに参加プレイヤーの数×5個のライフで始めてもよいと記載されている。
(当初人数×5を予定していたが、界放祭で試験的にライフ5個で行った際、その難度から2人の場合はライフ5個となった)
- 異界デッキ使いに手札は無い
- 異界デッキ使いのカードに対して「手札に戻す」効果が発揮した場合、対象のカードは表向きで「異界デッキ使い」の手元に置き、次の「異界デッキ使い」のターンの最初に再び召喚される
- プレイヤーは【バースト:相手の効果によって相手の手札が増えた後】が使用できない
ドロー†
- 準備ターンでは、4枚ではなく、プレイヤーの人数と同じ枚数だけドローをする。
ドローしたスピリット、アルティメットの数が参加人数に満たなかった場合はその差分再度ドローする。(例えば参加人数3人でドローしたカードがスピリット1枚とネクサス2枚だった場合2枚ドローする)
それでもスピリット、アルティメットの数が参加人数に満たなかった場合でも追加のドローはしない。
- 異界デッキ使いは、ドローステップの他に、ライフが減ったとき、減ったライフ1つにつき1枚ドローする。
- 異界デッキ使いのドローするカードは手札にならず、その場で1枚ずつ処理していく
- 異界デッキ使いが【バースト】をセットできるかは不明
- 異界デッキ使いのスピリット/アルティメットの数が、参加プレイヤー人数未満の場合、「ドローステップで行うドロー」と「ライフが減ったときに行うドロー」の枚数を+1枚する
ドロー後の処理について†
- カードをコスト/召喚条件/【転召】を無視して召喚する
- 召喚したカードには、ボイドからコア1個が置かれる
- リザーブにあるコアを、召喚したカードが最高レベルになるように置く(最高レベルに満たない場合はリザーブにあるコアすべてを置く)
- 異界デッキ使いがドローしたカードがブレイヴカードの場合もスピリットと同様に召喚する。
- 異界デッキ使いがドローしたカードがネクサスカードの場合コアを置かずに配置する
- 異界デッキ使いがドローしたカードがマジックカードの場合、以下の手順で使用する
- マジックカードをコストを無視して使用する
- 異界デッキ使いがメインステップにてドローした場合、自由にメイン効果かフラッシュ効果かを選べるかは不明(現状の異界デッキにはメイン・フラッシュどちらか一つの効果を持つマジックのみ採用されている為ルール未整備と思われる)
- プレイヤーの【氷壁】の処理に関しては不明
アタック†
- 異界デッキ使いは、すべてのスピリット/アルティメットでアタックを行う
- 異界デッキ使いが参加プレイヤー全員のライフを減らせない状況のときはアタックは行わない
- 異界デッキ使いのスピリット/アルティメットは、優先順位の高いものから順にアタックする
- 異界デッキ使いがアタックするプレイヤーは、以下の優先順位によって決定される
- 最もライフ数が多いプレイヤー
- スピリット/アルティメットの合計体数が最も多いプレイヤー
- 最もBPが高いスピリット/アルティメットを召喚しているプレイヤー
- 「異界デッキ使い」から左回り(反時計回り)で一番近いプレイヤー
- アタックするスピリット/アルティメットを効果によってアタックできなくさせているプレイヤー、効果によってスピリット/アルティメットがライフを減らせなくしているプレイヤーなどは優先順位から除外する。
ex.戦神乙女ヴィエルジェなどの「アタックできない」効果を発揮しているプレイヤー
ex.ブリザードウォールなどの「ライフが減らない」効果の対象となっているプレイヤー
- すべてのプレイヤーが部分的な「アタックできない」効果を発揮しているが、異界デッキ使いがアタックできるスピリット/アルティメットを有しているとき、アタックがなされるかは不明。
- 法則逆転によって逆転するアタックの優先順位変更はプレイヤーに対してか、スピリット/アルティメットに対してか、その両方かは不明
ブロック†
- アタックしてきたスピリット/アルティメットの現在BP以上のBPを持つスピリット/アルティメットはブロックする
- 自分のライフ数以上のシンボルを持つスピリット/アルティメットがアタックしている時ブロックする
- ブロックできるスピリット/アルティメットが複数いる場合、異界デッキ使いは決められた優先順位で選択する
アタック/ブロックの優先順位について†
- 異界デッキ使いは優先順位が高い順に左からスピリットを置く
- 優先順位に以下によって決められる
- シンボルの数が多いスピリット/アルティメット
- Lv1BPが高いスピリット/アルティメット
- コストの高いスピリット/アルティメット
- スピリット/アルティメットの色、赤>紫>緑>白>黄>青
- 第1ターンの準備、及び異界デッキ使いのメインステップでは優先順位の高いスピリットが最高Lvになるように順にコアを置いていく
- Lvが上がりBPが変わった場合も、その都度優先順位を入れ換える。
- Lvが上がらない場合も、可能な限りコアをスピリットに置く
- 余ったコアは、リザーブに置く
- ブレイヴは異界デッキ使いのメインステップ時、優先順位が最も高い合体条件が合っているスピリットに合体される
対象の優先順位について†
- 効果によってスピリット/アルティメットを選ぶ場合、優先順位は以下によって決められる
- シンボルの数が多いスピリット/アルティメット
- BPが高いスピリット/アルティメット
- コストの高いスピリット/アルティメット
- 最大BPが高いスピリット/アルティメット
- スピリット/アルティメットの色、赤>紫>緑>白>黄>青
- 異界デッキ使いがプレイヤーのスピリット/アルティメットを選ぶ場合、優先順位の高いスピリット/アルティメットを選ぶ
- 異界デッキ使いが異界デッキ使いのスピリット/アルティメットを選ぶ場合、優先順位の低いスピリット/アルティメットを選ぶ
- 公式Q&Aでは右側のスピリットを選ぶと書いてあるが、「対象の優先順位」に従う
ターンの進行†
- まず、異界デッキ使いが準備ターンを行う。(第一ターンに数えない)
- つぎに、異界デッキ使いから見て左側のプレイヤーからそれぞれ第一ターン(先行ターン)を行う。(プレイヤー全員が第一ターンとなる、つまりコアステップとアタックステップがない)
- その後、異界デッキ使いが第二ターン(後攻ターン)を行う。
- それからは通常通りそれぞれのターンを右回り(時計回り)で繰り返して行く。
特殊カード†
- 異界デッキ使いは次の特殊カードをデッキに入れることができる
- マジックではないため調査員エウローなどで防ぐことができない
- このwikiではDB取り込みの都合上マジックとして扱っているため注意
-
- BSH-001異界変動 []
-
マジック
15(0)/(なし)
メイン:
相手のネクサスすべてと、相手の合体スピリット/合体アルティメットのブレイヴすべてを破壊する。
- BSH-002世界崩壊 []
-
マジック
15(0)/(なし)
メイン:
相手のバーストすべてを破棄し、相手のアルティメットすべてを破壊する。
- BSH-003王者失墜 []
-
マジック
15(0)/(なし)
メイン:
最もBPが高い相手のスピリット/アルティメット1体を破壊する。
- BSH-004法則逆転 []
-
マジック
15(0)/(なし)
メイン:
このターンの間、異界デッキ使いのスピリット/アルティメットすべてをBP+10000する。
さらに、異界デッキ使いのアタックの優先順位すべてが逆転する。
フラッシュ:
相手ターンのとき、今行っているバトルが終了したとき、アタックステップを終了する。
- BSH-005天地界放 []
-
マジック
15(0)/(なし)
メイン:
ボイドからコア3個を異界デッキ使いのリザーブに置き、異界デッキ使いはデッキから3枚ドローする。
- BSH-006暗黒聖域 []
-
マジック
15(0)/(なし)
メイン:
このターンの間、相手の効果すべては発揮できない。
その他†
- 異界デッキ使いにアタックしている、またはされているプレイヤーのみがフラッシュタイミングでカードや効果を使用できる
- 異界デッキ使いのデッキが0枚になった場合、異界デッキ使いはデッキが0枚のままバトルを続ける。プレイヤー3人以上で遊ぶ場合は、トラッシュのカードをすべてデッキに戻しシャッフルしてゲームを続行することが推奨されている。
- 異界デッキ使いはプレイヤーを対象とした効果を受けない
ex.デッドエンドフィールド、銀狼公バイ・レアン、オリンスピア競技場など
- 異界デッキ使いのトラッシュのカードは相手の効果を受けない
- 異界デッキ使いが「できる」などの記述を持つ任意効果を発動できるかどうかは不明
- アタックステップにおいて異界デッキ使いの使用した「相手は~」と書かれている効果の場合、プレイヤー全員が効果を受ける
- 『相手の』と書かれた効果はバトルしているプレイヤーにのみ発揮される
- 異界デッキ使いがメインステップで「相手」を対象とする効果を発揮した場合、プレイヤー全員が受ける
ex.英雄巨人タイタス
参加記念品†
月毎に変わり、それぞれキャラクターのイラストが入っている。
勝利記念品・じゃんけん大会勝利記念品としてももらえる。
- 龍皇ジークフリード30(バトスピ界放祭 2015冬参加記念品)
- アルティメット・フォン・ニード(バトスピ界放祭 2015冬勝利記念品)
- 陀武竜ドロー(2015年4月,烈火幸村)
- 絶甲氷盾(2015年5月,黒田環奈)
- ツインフレイム(2015年6月,暁佐助)
- ライフチャージ(2015年7月,宝緑院兼続)
- ストロングドロー(2015年8月,群青早雲)
- ブレイヴドロー(2015年9月,炎利家)
- サンダーウォール(2015年10月,百黄半蔵)
- スケープゴート(2015年11月,紫鬼神蘭丸)
- アルティメットウォール(2015年12月,白銀謙信)
- ソウルスライド(2016年1月,紫堂信玄)
- リバイヴドロー(2016年2月,天魔市)
- デスマサカー(2016年3月,大六天魔王)
- [[]](バトスピ界放祭 戦国シリーズ「異界デッキバトル」参加記念品)
- [[]](バトスピ界放祭 戦国シリーズ「異界デッキバトル」【テーマA】勝利記念品)
- [[]](バトスピ界放祭 戦国シリーズ「異界デッキバトル」【テーマB】勝利記念品)
- 1勝記念品(バトスピ界放祭 戦国シリーズ「親子で討伐!異界デッキバトル」参加記念品)
- 5勝記念品(バトスピ界放祭 戦国シリーズ「親子で討伐!異界デッキバトル」【魔王君臨】勝利記念品)
- 7勝記念品(バトスピ界放祭 戦国シリーズ「親子で討伐!異界デッキバトル」【魔王総攻撃】勝利記念品)
使用異界デッキ†
リンク†
フォーマット
バトスピショップバトル
バトスピショップバトルEX
バトスピの日
バトスピフレンドリーバトル
バトラーズカップEX
バトスピコラボショップバトル
外部リンク†